2019年3月21日付MEDIAUS掲載のYGエンターテインメント脱税疑惑関連ニュース翻訳
JYPとYGの違い
2019年3月21日 MEDIAUS
昨年春 JYPのパク・ジニョンは「問題のある宗教団体の信者」という疑惑を受け窮地に陥った。
この時パク・ジニョンの音楽の師キム・ヒョンソクはパク・ジニョンを擁護した。
パク・ジニョンを擁護すればキム・ヒョンソク本人も同じ疑惑を受けるかもしれなかったが「若い頃からパク・ジニョンを見て来たからよく知っている。彼は音楽だけでなく知りたい事、学びたい事を誠実に探究する情熱のある人間」とパク・ジニョンを擁護した。
それだけではない。”民衆の声”、”世界日報”など複数のマスコミがパク・ジニョンを擁護する記事を掲載した。普段からパク・ジニョンには敵がいないだけでなく、普段は見えない味方がいることを示す逸話である。
JYPとは対照的な芸能事務所はYGだと思えばいい。
現在ヤン・ヒョンソクはYG創業以来最大の危機に瀕している。
パク・ジニョンが窮地に陥った時のキム・ヒョンソクのように「彼はそんな人間ではない」と擁護する人間はひとりも現れないのが今の現実である。
3月20日KBSは「芸能事務所YGエンターテインメントに対する特別税務調査が始まった。国税庁が法人税脱税と裏金作りだけでなく、現在不法行為で問題となっている芸能人らの国内外での脱税について集中的に調査する」と報じた。
YGの税務調査に”財界の死神”と呼ばれるソウル庁調査4局60名以上の人員が投入されたのは異例の事である。
ソウル庁調査4局はロッテグループ不当還付金、コーロン秘密資金など大型事案のみ動く国税庁最精鋭組織、ソウル庁調査4局投入はBIGBANGのメンバースンリ(VI)の不祥事によって創業以来最大の危機を迎えたYGをさらに震え上がらせた。
ところでマスコミはYGに友好的かといえばそうではない。
その背景はこれまでのYGのマスコミとのスタンスから推察できる。
3年前、蔚山ジャーナルは「YGエンターテインメントは地域メディアを相手にしないのですか?」というタイトルの記事を掲載した。
蔚山ジャーナルの記者がYG所属グループ楽童ミュージシャンの新曲発売イベントの取材を終え、YG広報担当者に記事作成のための写真を要請した。しかしYG広報担当者はこの要請を拒絶した。
問題は蔚山ジャーナルが要請した写真が他のメディアに掲載された点にある。これに対し異議を唱えるとYG広報担当者の回答は以下の通りだった。
「我々は地域メディアは相手にしません」
この回答がYGの基本的なマスコミへのスタンスなのか、この広報担当者の私見なのか蔚山ジャーナルは確認できなかったという。
3年前の記事だが、この記事とパク・ジニョンが窮地に陥った時のJYPに対する好意的な報道は対照的である。
(翻訳終わり)
YGエンターテインメントは地域メディアを相手にしないのですか?
事前に写真を要請しなかった蔚山ジャーナルにも問題があるような気がするけど、いくらなんでも「我々は地域メディアは相手にしません」これは言っちゃいかんだろ。

キム・ヒョンソク
それは置いといて、TWICEのプロデューサーパク・ジニョンを擁護したのがキム・ヒョンソク。
公園少女っていう日本人が所属するK-POPガールズグループの事務所の代表。
猟奇的な彼女の主題歌”I BELEIVE”の作曲者。
SIXTEENに出演したチョン・ソミがテレビ番組の企画で結成したガールズグループの曲を作った。この番組は人気番組のシーズン2でこの曲も大ヒットしたんだけど、TWICEが日本デビューする直前に発売したSIGNALの前週発売で、SIGNALの出足が悪かった原因の一つだった。SIGNALはパク・ジニョンが初めてTWICEのために書いた曲で、パク・ジニョンのインスタが大炎上したのは今となってはいい思い出である。
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