韓国の音楽番組 ミュージックバンクのランキング決定方法

2018年11月23日放送の音楽番組KBS”ミュージックバンク”に出演したTWICE”Yes or Yes”動画とミュージックバンクのランキングの決定方法

TWICE “YES or YES”動画

上の3つが1台のカメラで撮影した動画で、一番下が本放送と同じ動画

ミュージックバンクのランキング

2018年11月23日 ミュージックバンクのスコア
BTOB TWICE
デジタル売上 2837 3649
視聴者好感度 0 1523
放送点数 442 650
CD売上 3401 793
合計 6680 6615

残念ならがらTWICE”Yes or Yes”はBTOB”아름답고도 아프구나”に敗れてしまったけど

こんなものを見てしまったのでミュージックバンクの順位決定方法について説明しよう。

ミュージックバンクの順位決定方式は分かりにくいのが最大の特徴とでも言うべきか。

最高点は200,000点

ミュージックバンクのHPがリニューアルして順位決定方法が見当たらないが、これまでと同じであるとして

項目 割合 点数
デジタル売上 65% 130,000点
CD売上 5% 10,000点
放送点数 20% 40,000点
視聴者好感度 10% 20,000点
合計 100% 200,000点

最高点は200,000点。この200,000点を各項目ごとの占有率によってランキング対象曲に分配する。ランキング対象曲が100曲だった場合、1位から100位までの点数を合計すると200,000点になる。

もしランキング対象曲が1曲しかなかった場合、(計算上)200,000点もらえることになる。

まず、5ちゃんねるの書き込みの「ミューバンは点数の上限がない」とうのは間違いというのはこれではっきしりた。

そして「むしろミューバンが音源(デジタル売上)重視なのかも知れん」というのも間違い。

この書き込みをした奴は”デジタル売上 65%、CD売上 5%”という数字だけを見てそう判断したのだろうが、CD売上5%がランキングに与える影響が5%では済まない事をこれから証明する。

具体的な計算方法

例えば韓国全体のCD売上がTWICE”YES or YES”1枚だけだった場合、TWICE”YES or YES”の占有率は100%なのでCD売上の10,000点は全部TWICEに入る。1枚だけしか売れなくても1億枚売れても他に売れたCDがなければ占有率は100%なので10,000点入ることに変わりはない。

韓国全体のCD売上がTWICE”YES or Yes”1枚と防弾少年団”LOVE YOURSELF 結 Answer”4枚の計5枚だった場合、TWICE”YES or Yes”の占有率は1/5=20%でCD売上点数は2,000/10,000点、防弾少年団”LOVE YOURSELF 結 Answer”の占有率は4/5=80%でCD売上点数は8,000/10,000点になる。

売上枚数 占有率 CD売上点数
防弾少年団 4枚 80% 8,000点
TWICE 1枚 20% 2,000点
全売上 5枚 100% 10,000点

デジタル売上も、韓国全体のデジタル売上がTWICE”YES or YES”1曲だけだった場合、ダウンロード1回だろうが1億回だろうが他に売れた曲がなければ占有率100%なので130,000点入る。

韓国全体のデジタル売上がTWICE”YES or YES”ダウンロード3回、防弾少年団”IDOL”ダウンロード5回、IZ*ONE”La vie en Rose”2回、合計ダウンロード10回だった場合、TWICE”YES or YES”の占有率は3/10=30%でCD売上点数は39,000/130,0000点、防弾少年団”IDOL”の占有率は5/10=50%で65,000/130,0000点、IZ*ONE”La vie en Rose”の占有率は2/10=20%で26,000/130,0000点になる。

ダウンロード数 占有率 デジタル売上点数
防弾少年団 5回 50% 65,000点
TWICE 3回 30% 39,000点
IZ*ONE 2回 20% 26,000点
全売上 10回 100% 130,000点

こんな感じでミュージックバンクはランキングを算出する。

これを見ると5ちゃんねるの書き込みの「むしろミューバンが音源(デジタル売上)重視なのかも知れん」というのが正しいように見えるが、実際のランキングを見ればこれも間違いであることが分かる。

実際のランキング

韓国はアイドル以外のCDは売れないからCD売上のライバルはアイドルだけだが、デジタル売上にはアイドル以外の歌手もライバルに加わる。ライバルが多いということはデジタル売上130,000点を分配する歌手が増えるということ。しかもアイドル以外の歌手はCDが売れない代わりに(と言っては変だが)デジタルは売れるので、ただライバルが増えたのではなく強力なライバルが増えたということを意味する。

11月9日のミュージックバンク順位表

これが11月23日放送のミュージックバンクの20位までのスコア。

見ての通り、デジタル点数はばらけてるが、CDの点数は上位に集中している。

11月9日のミュージックバンク順位表
順位 歌手名 デジタル売上 視聴者好感度 CD売上 放送点数 合計
1位 EXO 1060 0 7311 190 8561
2位 IU 3880 788 0 35 4703
3位 ポール・キム 4342 0 0 82 4424
4位 IZ*ONE 1710 0 1004 1637 4351

もっとわかりやすいのがこれ。

何枚がCDプレーヤーに入ったか分からないような特典商法EXOのCD売上点数のせいで国民的人気歌手IU、デジタル売上1位のポール・キムがただ負けたのではなくダブルスコアで負けた。

ミュージックバンクはCD売上有利なランキング

デジタル売上点数130,000点、CD売上点数10,000点で一見デジタル売上重視に見えるが、現実はデジタル売上は130,000点を多数でシェアするのに対しCD売上は少数でシェアするためCD売上の方が高得点が入りやすい。

https://www.twicefan.club/musicbank-laboum/

LABOUMもデジタルではなくCDをスポンサーに買わせてミュージックバンクで1位を取り、MOMOLANDも同じような手口を使った。デジタルの方が順位を上げやすければデジタル売上を水増したはず。

つまり5ちゃんねるの書き込みの「むしろミューバンが音源(デジタル売上)重視なのかも知れん」というのも間違い。

以下はおまけ

比較的公正な指標”視聴者好感度”

視聴者好感度はKBSの視聴者モニターの中から居住地域・年齢層を考慮して選んだ3千人にアンケートを送り好きな曲3曲を選んでもらいそれを集計して算出する。

ファンによる組織票が効きにくいという点から、好感度ランキングとして信用度の高い指標かもしれないが、根拠のないK-POPアイドルグループ人気ランキングを作るK-POPブロガーにとっては都合の悪い指標でもある。

視聴者好感度はCD売上点数の2倍20,000点、実際の最高点は2,000点程度

テレビ局裁量 “放送点数”

KBSのニュース以外のテレビ番組、ラジオ番組で15秒以上利用された回数を集計して算出する。アイドルファンの間では”所属事務所の営業力点数”的な扱いをされている。

放送点数はCD売上点数の4倍40,000点、実際の最高点数は2,000点程度

Published on November 24, 2018

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