2018年11月27日付グッドモーニング忠清掲載のTWICE関連ニュース翻訳
“コンセプト維持” VS “コンセプト変更” デビュー4年目のTWICE 今後の選択は?
グッドモーニング忠清 2018年11月27日
11月15日放送のMnet”エムカウントダウン”が発表した11月3週の1位はTWICE”YES or YES”だった。TWICEはEXO、BTOBらファン層が厚いアーティストと勝負しても勝てるという事を証明した。
しかし音楽配信サイトのリアルタイムチャートでは勢いが続かない。MelonをはじめとSoribada、Genie、Naver Musicなど主要音楽配信サイトのリアルタイムチャートで守って来た1位をBLACKPINKジェニーの”SOLO”に譲り、大きく離された2位に何とか踏みとどまった。1~2年前とは反対の結果が出たことになる。

なぜこのようなことになったのか?
答えはTWICEのコンセプトにある。TWICEは音楽番組で初めて1位を獲得した”CHEER UP”以降、清涼なエネルギーと可愛らしい少女のコンセプトを維持して来た。
TWICEはコンセプトに大きな変化なしに今まで活動を続け、ファンは熱烈な声援を送り支持している。しかしデビュー時を思い出し初心に帰ろうというファンも少なくない。
“可愛いは正義”ではなく”ワイルドエッジ”
TWICEのデビューアルバム”THE STORY BEGINS”とリード曲 (タイトル曲)”OOH-AHH하게 (Like OOH-AHH)”のコンセプトが”ワイルドエッジ”で、いわゆるガールクラッシュ性が強いコンセプトで作られ、今のTWICEのコンセプトとは相反する。
初心に帰れというファンの声は「ガールクラッシュコンセプトのTWICEが見たい」という意味に受け取れる。
一部のファンの声が全てではない、コンセプト変更の必要性を証明する事例は多い。9月17日、TWICEデビュー2周年記念ファンミーティングDVDの予約販売が始まると1週間の予約だけで完売した。このファンミーティングのタイトル”ONCE BEGINS”に合わせTWICEはデビュー時の衣装を身にまとい”ガールクラッシュ”コンセプトを取り入れた。

ガールクラッシュTWICEが見たい
このDVDを欲しがる理由は現在では滅多に見られない「ガールクラッシュなTWICEをいつでも見られるから」という合理的推論が可能である。
もちろんコンセプトを維持することが完全に間違った選択ではない。ガールズグループ初のYoutube再生回数4億回突破を達成した”TT”は”CHEER UP”のプロデューサーブラックアイド・ピルスンが手がけ、コンセプトを大きく変化させず、むしろそれをTWICEの個性として確立させるために作られた。
また初のフルアルバム”Twicetagram”のリード曲”LIKEY”もブラックアイド・ピルスンが手がけ、このコンセプトでTWICE独自の魅力を表現出来る事も証明して見せた。
コンセプト変更に対する反発
一方変化することも正解ではない。5thミニアルバム”SIGNAL”はJYPエンターテインメントのパク・ジニョン主導のもと、”超能力を持つ宇宙人と4次元少女”コンセプトを掲げた。成功裏に活動を終えはしたが、発売直後、一般層は歌と曲から感じる異質感を拒否した。このコンセプトを受け入れられないファンの一部はパク・ジニョンのインスタグラムに抗議の書き込みを続け、騒ぎを引き起こした事がある。
熱烈な支持を送るファンの一部はコンセプトを変えることを主張し、一般層からは大きな変化のないコンセプトではTWICEの音楽とコンテンツが消費されないという結論に到達することになる。
デビュー3周年を迎え4年目に入り、音楽とコンセプトの変化がさらなる高みへ進む原動力になるのではないか。
簡単ではないだろうが変化があってこそ成長するもの。今まで投げ続けて来た正攻法の直球ではなく、新たな変化球でファンと一般層の注目と支持を引き出す時が来た。
(翻訳終わり)



いっそのことGfriendからパワフルさ、LOVELYZから音楽家臭を抜いたような清純コンセプトにするとか・・・