TWICEのコンサートが誰でも楽しめる理由

TWICEコンサート
TWICE

2019年5月28日付 アイドルチャート掲載のTWICE関連ニュース翻訳

ヒット曲の力を見せつけたTWICEのコンサート

アイドルチャート

筆者はガールズグループのコンサートがあまり好きではない。

“ガールズグループ”や”コンサート”が好きではないという意味ではない。

言葉通り「ガールズグループのコンサートが好きではない」という意味である。

TWICE
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理由はある。

ガールズグループのコンサートは他のコンサートほどコンサートの楽しさを感じないからである。

グループや観客の性向によってい違いはあるだろうか、ガールズグループのコンサートはパフォーマンスの躍動感はボーイズグループに、ライブの緊張感はロックバンドに、パーティを楽しむような臨場感はDJのそれに及ばないというのが筆者の考え。

もちろんこの考えは筆者の先入観であり、楽しさも筆者個人の趣向である。

しかしファンとしてではなく、職業としてコンサートを観なけらばならない事が多い筆者は「このコンサートはどんな楽しさをくれるのか」ということも完全に無視できない。

コンサートをただのビジネスとして観て終わるのか、あるいはファンではない人間にも推薦するほどのコンサートなのかは、結局この楽しさによって決まる。

5月25日~26日、ソウルKSPO DOMEで開催されたTWICEのコンサートは先入観を吹き飛ばす「とても楽しいコンサート」だった。

セットリストの大多数が誰でも知っている曲

ファンではなく一般の観客として観たTWICEのコンサートがとても楽しかった理由は大きく分けて二つある。

ひとつはヒット曲の力。

かつてあるガールズグループのプロデューサーと「ガールズグループのコンサート開催が難しい理由」というテーマで話し合ったことがある。

このプロデューサーがコンサート開催のための重要な条件として強調したのが”ヒット曲の有無”だった。

TWICE
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彼の言葉通り、人々が皆知っているヒット曲があるという事は強力な武器になる。

コンサート会場で「知っている曲」が登場した時とそうでない時の温度差は大きい。

かつてアメリカのバンド イーグルスのコンサートが開催された時の「”ホテル カリフォルニア“さえ聴けば、コンサートの半分を観たのと同じ」という言葉が単なる冗談ではないのと同じように、わずか一曲でコンサート会場に人々の足を向けさせるのがヒット曲の力である。

一般的にコンサートのセットリストが20曲程度ということを勘案すると、TWICEはコンサートの半分近い時間を大部分の観客が知っている曲で満たすことができる

アイドルに全く関心がない人を除いた、少しでも関心のある人ならば誰でも(少なくとも半分以上の時間は)一緒に楽しむ事が出来るコンサートが正にTWICEのコンサートである。

明るくエネルギッシュな曲

二つ目はTWICEの音楽スタイル。

カラーポップ[1]というジャンルを標榜して、明るくエネルギッシュなスタイルのポップダンス曲が主体のTWICEは、11曲のヒット曲をはじめセットリストの大半を明るく軽快な音楽で満たした。

(セットリストにはバラード曲もあったが、冷静に判断するとバラードタイムはこの日のコンサートで最もルーズな時間だった。)

ガールズグループのコンサートに人々を引き寄せるためには、ヒット曲だけでは足りない。

TWICEに劣らないヒット曲を持つSISTAR[2]が4000席規模のオリンピックホールを埋められなかった事例がこれを証明する。

TWICE
TWICE

ガールズグループであれボーイズグループであれアイドルは、人々がコンサート会場を訪れステージを観なけらばならない理由を作る必要があるが、TWICEの明るくエネルギッシュな音楽は(そしてビジュアルも重要ではある) 十分にその理由になる。

この日のコンサートで絶え間なく続く軽快な音楽(人々の大半が知っている曲)と、明るいエネルギーはコンサート会場の観客だけが満喫できる特別な楽しさだった。

「TWICEのコンサートの全てが良く、楽しかったのか?」と問われれば、答えははNOだ。

一部の曲でメンバーが音程が不安定だったり、息切れするなど残念な部分もあった。

また年号問題があったサナはコンサートの最後で涙を流して謝罪するハプニングもあった。

しかし「それでもTWICEのコンサートは観る価値がある楽しく面白いコンサートか?」と問われれば、言うまでもなくYSEである。

誰が観ても楽しく面白いコンサートを作り出す力

これこそが今の、そして今後のTWICEを導く最大の原動力ではないだろうか。

(翻訳終わり)

[1]TWICEのために作られた音楽ジャンル。アメリカの化粧品ブランドとは何の関係もない。ブラックアイド・ピルスンが作った曲以外にはカラ―ポップという表現を使わない気がする・・・。

[2]2010年デビューの4人組ガールズグループ。少女時代、2NE1に次ぐ人気グループだった、2017年解散。IZ*ONEメンバーを選抜したオーディション番組”プロデュース48″でボーカルトレーナーを務めたソユは同グループのメンバー。

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