TWICE情報ブログ

J.Y.PARKが作ったNIZIUの成功が意味するもの

Niziu

2020年7月1日付Oh My News掲載のNIZI PROJECT関連ニュース翻訳。

JYP 日本アイドルグループNIZIUの成功が意味するもの

2020年7月1日 Oh My News

JYPエンターテインメントが送り出した新人アイドルグループNIZIUが日本でデビューと同時に旋風を巻き起こしている。

今年11月の正式デビューを前に6月3日発売したプレデビューデジタルシングル”Make You Happy”(作詞作曲J.Y.PARK他)が日本のLINEミュージック、iTUNESなどの人気チャートで1位を記録した。

これまでJYPはMISS A、GOT7、TWICEなど外国人を加えたメンバー構成で海外市場に進出したが、現在は積極的な現地化戦略で変化を模索している。

BOY STORY ‘奇妙里(Stay Magical)’

2018年、中国の大手芸能事務所と共同で平均年齢13歳の6人組ボーイズグループBOY STORYをデビューさせたのに続き、今度はソニーミュージックと共同でメンバー9人全員が日本人のNIZIUを作り日本の音楽市場攻略に乗り出した。

NIZIUは韓国人にとって普遍化した方式であるサバイバルオーディション”NIZI PROJECT”を通じてデビューしたという点で注目を集めた。

NIZI PROJECT 回を重ねるごとに注目が高まり大成功

今年4月、動画配信サービスHuluで放送を開始したNIZI PROJECTはかつてJYPがTWICEメンバーを選抜するために制作したSIXTEENを連想させた。

昨年7月、日本とアメリカで開催したオーディションに合格した20余名の候補者の中から13名を選抜し韓国でトレーニングを実施し、その過程をテレビ番組として数カ月にわたり放送した。

熾烈なサバイバルを経て先月26日の最終回で9名のNIZIUメンバーが決定した。

しかしNIZI PROJECTは放送開始当初、日韓両国で注目を集める事が出来なかった。

テレビでもYouTubeでもないHuluという動画配信サービスは一般視聴者になじみがなかった。当初検討されていた日本テレビのゴールデンタイム放送が不発に終わりJYPの野心溢れる計画は危機を迎えた。

ところが意外なところに意外な突破口があった。日本テレビの朝の情報番組”スッキリ”でNIZI PROJECTのダイジェスト版を放送したことで雰囲気ががらりと変わった。

視聴率、話題性の上昇につながりにくい時間帯での放送だったが、回を重ねるごとに人気を集めた。YahooやTwitterなどで、NIZI PROJECT関連の内容が人気検索ワードランキングを占領しNIZI PROJECTは新しいトレンドとして急浮上した。

新型コロナウィルス大流行の影響が新たな文化現象を誕生させたという見方もある。

学校が休校するなど危機的状況に置かれた日本人が情報収集手段として朝の情報番組を視聴し、その中で自然にNIZI PROJECTが注目を集めるようになった。

予想できなかった現象がもう一つあった。

JYPエンターテインメントの創業者パク・ジニョン(J.Y.PARK)に対する視聴者の関心である。

悪魔の編集に代表される韓国のアイドルオーディション番組と比較するとかなり抑えた内容ではあったが、ややもすると視聴者に拒否感を与えるのがオーディション番組だ。

しかし流暢な日本語を駆使するパク・ジニョンの真心こもったアドバイスと激励の言葉がその憂慮を希釈した。

オーディション参加者をさん付けで呼ぶことなど、パク・ジニョンの些細な行動ひとつひとつに感動したという反応まで登場するほどだった。

パク・ジニョンの人気が高まると日本のファンが彼の写真を利用してグッズを作りSNSに投稿するなどパク・ジニョンを応援した。

また「過程が結果を作り、態度が成果を生む」などNIZI PROJECT放送中にパク・ジニョンが残した語録を「本にして発売して欲しい」と要望する視聴者が現れるなど、NIZI PROJECTはNIZIU誕生とは別にパク・ジニョンの人気上昇に寄与した。

K-POPは海外進出の第三段階に突入

NIZI PROJECT 、そしてNIZIUの誕生はJYPをはじめとする韓国大手芸能事務所が長期間準備して来た海外進出3段階の最終段階を意味する。

かつてSMエンターテインメントのイ・スマン会長やパク・ジニョンは講演やセミナー等で同じ主張を繰り広げた事がある。

第一段階

韓国で作ったソロ、グループで海外市場に進出する。(例 :BOA、東方神起)

第二段階

海外の人材を発掘し、韓国のグループに入れる。(例:TWICE)

第三段階

韓国の技術で完全に現地化したグループを作るなど、現地で現地の人材を育成しプロデュースする。(例 : NIZIU)

すでにSMとJYPは中国人メンバーで構成したグループを中国でデビューさせ、それなりの成果を挙げている。

また限韓令により韓国アーティストの中国活動が制限されている問題を克服するための手段として彼らを積極的に活用している。

そして二番目の進出国家として日本を選んだ。

防弾少年団、セブンティーンらが所属するBIGHITエンターテインメントの日本法人が先週ガールグループメンバー募集の告知を出すなどJYPに続き日本人ガールズグループをデビューさせる準備に乗り出した。

ツートラック戦略で海外市場攻略

もちろん懸念の声もある。

昨年JYPがNIZI PROJECTを発表した時、否定的な意見が少なくなかった。

外交問題による対日感情の悪化以外にも、「韓国のグループへのサポートが疎かになる」「K-POPのノウハウが日本に流出する」という懸念の声が出るのは十分に理解できる。

それにも関わらず大手芸能事務所が現地化に死活をかける理由は、前述の海外進出第一段階で困難と限界を痛感したためだ。

それを克服するために外国人メンバーを積極的に活用した第二段階を経て、現地化という第三段階が本格化した。

一般的な大衆文化事業とは異なり、今のK-POPは大資本と技術が結合するジャンルになった。

これはサムスン、LGなどの大手企業が世界各国に工場を作り現地人を雇用して、海外市場を攻略するのと大きな差はない。

これまでの海外進出第一段階、第二段階方式を継続し、これに第三段階を追加するツートラック戦略で大手芸能事務所は日本と中国という大型市場攻略を着実に進行している。

理由はどうであれJYPの日本アイドルグループは上々のスタートを切った。

「NIZIUは日本のK-POPグループとして見るべきなのか」については様々な意見が交錯しているが、K-POP業体が韓国のノウハウで100%現地人グループをつくり、現地の音楽市場で成果を挙げたという事は2020年韓国音楽産業が上げた快挙の中の一つとして評価するに値する。

(翻訳終わり)

J.Y.PARK Asian soul『Make you happy』(feat Niziu)

もう2千万超えてるのか・・・。

MENU