KPOPアイドルの歌詞は英語が最大70%

KPOPの歌詞の変化 K-POPニュース

2018年1月3日MONEY TODAY掲載K-POP関連ニュースの翻訳。

KPOPの歌詞の変化
KPOP歌詞の変化

新韓流10年 アイドルはダンスに英語最大70% 主体的な女性の歌 急増

MONEY TODAY

2000年代初頭、ドラマから始まった韓流は2008年SMエンターテインメントが「SM TOWN LIVE」を稼働させ「新韓流」に衣替えした。韓流は中国、日本などアジアを中心に韓国文化の伝播に中心的役割を果たし、新韓流はアジアを超えて欧米など全世界に韓国コンテンツの伝播に踏み出す挑戦だった。

K-POPが主導した新韓流が2018年に10周年を迎えた。10年間K-POPを率いたアイドルグループはどれほど成長、進化したのか、その中で社会はどのように変化したのか。新韓流の中心、K-POPを通じて10年間で変化した大衆音楽と社会像を6回シリーズで振り返る。

MONEY TODAYが韓国最大の音楽配信サイトMELONと共に過去10年間月間総合チャート1位曲の歌詞を分析した結果。アイドルグループのダンス曲では

  • フック反復
  • 意味のない内容
  • 英語使用率最小30%
  • 対話調
  • 直接話法
  • 主体的女性
  • 言葉遊び

が歌詞的な特徴として現れた。

感動よりも面白さ、意味のない歌詞の羅列

Gainの「피어나 (Bloom)」は”Chemical blue ocean””neuron”など理解困難な英単語と”eh””oh”のような反復的擬声語を活用した。歌詞の半分以上で英語を使用したPSYの「Gentlemanは全羅道方言”알랑가 몰라”を繰り返してコミカル感を高め、”헉소리, 악소리/미끈, 새끈/용기, 패기, 똘끼”など言葉遊び形式の歌詞を大挙投入した。

ソユとチョン・キゴが1年間話題を集めた(Some)」は”내꺼인 듯 내꺼 아닌 내꺼 같은 너”と意味のあいまいな言葉遊びで共感を引き出した。MISS Aの「Breatheは反復擬声語で呼吸音を表現し、少女時代TTSの「Twinkleは擬態語の言葉遊びを駆使し、やはり面白味に中心を置いた歌詞である。

会話調中心の直接話法

少女時代「I Got a Boy」は話すような表現をそのまま使用した。”왜 그랬대? 궁금해 죽겠네. 말해 봐봐 좀””너 잘났어 정말”のような相手に直接投げかける直接会話法を中心に”민낯””멘붕”など現在流行している単語を歌詞に活用した。

ホガクとチョン・ウンジの「짧은머리 (Short Hair)」にも”쌩얼”という単語を通じて”너 오늘 왠지 예뻐”という感情を直接的に表現した。MCモンの「죽을 만큼 아파서 (Sick Enough to Die)」では”너희 집 앞으로 가고 있어/빨리 전화받어”などの会話調が歌詞の中心になっている。

半分以上が英語歌詞、ハングルと英語の混用

少女時代、PSY、4MINUTE、SISTAR、BIGBANGなどの曲の歌詞には最小30%から最大70%の英語歌詞が使われている。BIGBANGと2NE1の「LOLLIPOPは歌詞の70%近くを”LOLLIPOP”という英単語を反復して歌詞を埋めた。Davichi「82824MINUTE「이름이 뭐예요? (What’s Your Name?)」SISTAR「TOUCH MY BODYなども40%以上の歌詞を英単語で埋め、英語に慣れた新世代の目線に合わせた。

英語歌詞は主にハングルと音律を合わせるために使われる補助用や、英語を動詞的に使うためにハングルを混用したり、”Tell me now”のように独立的に使う形態が大部分だった。CHEER UPTTKNOCK KNOCKなど曲を発売すれば1位を取るTWICEの曲は”친구를 만나느라 shy shy shy”のようにハングルと英語の混用の法則に最も符合する曲である。

TWICE「CHEER UP」

自己表現、能動的な女性像の増加

“엄마는 왜 날 이렇게 낳아서 내 삶을 피곤하게 하는지…”Wonder Girlsの「So Hotは自分の美貌と能力を直接的に誇示し堂々とした女性像を提示する。イ・ヒョリ「You Go Girlは”솔직하게 이제부터 당당하게 너의 마음을 보여줘”と主体性を強調しWonder Girlsは「No Bodyで好きな人に堂々とメッセージを伝えた。

ボーイズグループは別れた恋人を忘れられない心境を吐露する内容で歌詞を飾るが、ガールズグループは能動的な感性を表現する積極的な女性を主題にする。時には忠告も忘れない。2NE1は「I Don’t Careで”이제와서 울고불고 매달리지마/니가 너무너무 한심해”と恋人に冷徹な忠告を投げた。直接的に”널 내가 갖겠어”と好きな人を奪い取る強い意志を表わした曲はBrown Eyed Girlsの「Abracadabraで確認できる。

説得力あるストーリーで共感拡大、情緒も・・・バラードの伝統固守

非アイドルグループのバラード曲には英語歌詞がほとんど使用されない。歌詞にもバラードという伝統的特性を反映するストーリー中心の展開、傷ついた感情の共有が共通点として染み込んでいる。”사랑은 눈에 보이지가 않아/어디에 있는지 몰라/더듬거리다 찾아다니다/이제야 손 끝에 닿았나 봐”Gummyの「 눈꽃 (Snow Flower)」にはドラマ一編を見たような、会話的で詩的な言葉が溢れている。Busker Busker「처음엔 사랑이란게 (Love, at first)」にも愛は簡単だと思っていたが恋しさも寂しさも見つけ出せない空しい感情を表現して共感を呼び起こした。

ユン・ジョンシンの「좋니 (Like it)」パク・ジホンの「보고 싶은 날엔 (When I Wanna See You)」キム・ジョングクの「어제보다 오늘 더 (Today More Than Yesterday)」IU「SOME DAYなど、安閑とした世界で変わらない愛の切なさ、苦しさの断面を感動的に表現している。

変わり行く接続、伝達方式 面白さに比重を置く歌詞が増える

音楽が以前のように集中して聴く作品だという認識から遠ざかり音楽は二分化した。アイドルグループ中心のダンスは即興的に消費する商品として、バラードは一つのストーリーで完成された作品として眺めている認識がそれだ。

専門家はCDから音楽配信購買に変わった音楽消費パターンが、音楽の接続、伝達方式を通じて手軽に楽しむコンテンツとして認識されるようになったと見ている。オンライン音楽配信チャートの上位圏にランクインしたアイドルグループの多くはダンス音楽に会話調、英語表現が冗談のように使われるなど面白さ中心の歌詞が多いのは音楽の接続、伝達方式が変わったからだ。

大衆音楽評論家ハン・ジンミ氏は「CDから曲単位に変わり、簡単に接続可能でいつでもどこでも聴ける環境が作られ、音楽は歌詞の意味を調べたり集中力を高めて聴くという方向には向かなくなった。全体的に音楽は呼吸が短くなる傾向にある」と語った。

ガールズグループの堂々とした女性像を主題にした曲についてもハン・ジンミ氏は「よくなってはいるが、依然とし受動を能動に包装したに過ぎない。特に愛の歌で女性が主体であるという表現で能動性を強調する側面があるが、これからは社会問題として広がった女性の能動性を語る時、ソンヨンは革命を起こす式の歌詞も出てこなければならない。」と指摘した。

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