K-POP音源(音楽配信)サイト「メロン」の過去10年の1位獲得曲調査

K-POP_Melon_Chart_歴代1位回数ランキング K-POPニュース

季節的に音楽以外にも各分野の上半期決算特集やってて(特集をやってたのは6月だけど、読むスピードが追いつかない)、それが結構面白くて読みあさってるのと、TIWCEが活動休止に入ってブログにするようなネタがない・・・

ネタが見つからなかったら、そのうち「○○が話題に?」ってタイトルでブログ書くんで、よろしく!
このタイトルがついてる記事は全部嘘なんで信じないでください。

音源市場は10年間ガールズグループが主導するも王者はBIGBANG

東亜日報123

K-POP_Melon_Chart_歴代1位回数ランキング

 


過去10年間のMelon週間チャート1位回数ランキング

順位歌手1位回数1位獲得曲数
1位BIG BANG51週18曲
2位IU36週16曲
3位WONDER GIRLS32週8曲
4位2NE128週12曲
5位SISTAR27週10曲
6位少女時代17週8曲
7位DAVICHI16週10曲
8位Leessang
TWICE
11週5曲
3曲
9位MISS A
無限挑戦
10週5曲
10位PSY
Busker Busker
9週3曲
5曲

※2007年6月~2017年5月 該当グループのソロ・ユニット含む

この10年間、音源市場の支配者は昨年デビュー10周年を迎えたIdol of Idol BIGBANGだった。 G-DRAGON、テヤンのソロ活動曲も含め18曲が1位になり、その期間は51週に及ぶ。BIG BANGが10年(524週)のうち9.7%を占めていたことになる。 アイドロジー編集長で音楽評論家のミミョ氏は「BIG BANGは一般的な男性アイドルとは違い、ファンダムはもちろん幅広く大衆的な人気を獲得した貴重なケース」と説明した。

音源市場はガールズグループ優位

実際に週間チャート1位になった期間を基準にTOP10を決めるとBIGBANG以外の男性アイドルグループは1組もいない。アイドルとはいえないLeessang、 Busker Buskerが8位・10位に入っているのみ。ソロ歌手で2位のIUを除いてもWONDER GIRLS、2NE1、SISTAR、少女時代などガールズグループが圧倒的に強い。最高のボーイズグループと言われているEXOや防弾少年団は1回も週間チャート1位になったことがない。

ボーイズグループとガールズグループのマーケティング戦略の違い

これはアイドルの「性別適合戦略」が根本的に異なるからだ。BIGBANGとIUのように”二匹のウサギ”を捕まえられるケースは非常に珍しい。ボーイズグループは若い女性が主軸をなすファンダムに成否がかかり、「おっさんファン」と言う用語を生んだガールズグループは老若男女全般から人気を得てこそ生き残れる。

女性アイドルは音源(音楽配信)やイベントから得る収益が大きく、男性アイドルは音盤(CD)や関連グッズやコンサートに強みがある。ある芸能事務所代表は「ボーイズグループは最初のハードルが高いが軌道に乗れば収益構造が安定的、ガールズグループは打率は高いが、T-araやAOAのようにアクシデントに弱い」と耳打ちした。

韓流ブームを巻き起こしたが、偏食になった韓国音楽

週間チャート10年の分析で浮かび上がった特徴がもう一つある、それは「偏り現象」だ。MBCのバラエティー番組「無限挑戦」を除くと、上位10組が1位になった週の合計は257週で49%に達する。

広がる格差

韓国音楽市場の核心キーワード「アイドル」と「芸能事務所」を基に分析するとさらに偏りが顕著になる。調査期間全524週のうちアイドルが1位になった週は322週で61.5%を占めた。さらに韓国三大芸能事務所と呼ばれるSM・YG・JYP所属ミュージシャンだけで38.3%(201週)に達した。ミミョ氏は「韓国国内市場の特性上、”芸能事務所が作るアイドル音楽”という構図が昔から一般化している。このような偏食は残念だが、アイドル制作システムが海外でも通用する音楽産業の成長を引き出したという肯定的な側面も小さくない」と評した。

問題は「少数による市場寡占」だ。このような傾向はますます深刻になりつつある。韓国コンテンツ振興院が昨年発表した「音楽白書2016」によると、ガオンチャート100位圏内に1曲でも入れたことがある事務所・制作社は2011年は241社だった。しかし2015年は195社、2016年は145社に激減した。音楽制作関連業者が1085社あることを考えると13.5%にしかならない。大衆音楽評論家ソジョンミンカプ氏は「音源中心の市場に再編成され多様な音楽に触れる機会が飛躍的に増えた。しかし音源サイトと大手事務所に影響力が集中し、大衆の選択は狭まり嗜好の画一化と言うジレンマに陥った」と語った。

ポップコーンのように手軽に消費される音楽

10年は長い年月である。ところが、いくらチャートを隅々まで探しても見つけるのが難しい”干ばつの豆”がある。それは洋楽だ。

メロンは歌謡から洋楽まですべて含む総合順位である。しかし10年524週で外国の曲が1位になったのはたった1曲、2014年2〜3月の2週間1位になったイディナ・メンゼルの「let it go(映画「冬の王国」の主題歌)」である。ある音楽番組プロデューサーは「音源市場は所蔵用の音盤と比べて音楽を映画館のポップコーンのように軽く消費する風潮を作った。韓国の音楽業界がこの流れに合わせた企画力が優れているため相対的に洋楽の居場所が非常に狭くなった」と述べた。

寿命が短くなったK-POP

過去10年で4週間以上1位をキープした曲

2007年~2012年

8週少女時代Gee6週ペク・ジヨン총 맞은 것처럼
8週BIG BANGLast Farewel5週BIG BAN&2NE1Lolly Pop
7週WONDER GIRLSTell me4週LeessangTV를 껬네
7週BIG BANGHaru Haru4週GUMMY미안해요
6週BIG BANGLie4週2NE1Fire||
6週양파사랑그게 뭔데4週ブラウンアイドガールズLOVE
6週FTISLANDLove Sick4週2NE1I Don’t care
6週WONDER GIRLSSo Hot4週After School너 때문에
6週WONDER GIRLSNobody4週MISS ABad girl Good girl
6週IUYOU&I4週IUGood Day

2013年~2017年

7週ソユ&ジャンキゴSOME
6週PSY江南Style
6週AileeI will go to you like the first snow
5週イ・スンギReturn
5週テヤンEYES NOSE LIPS
4週SISTARGone Not Around Any Longer
4週GRIENDRough
4週CHEER UPTWICE
4週TTTWICE

「ポップコーン型消費」は、週間チャート1位獲得曲の1位キープ期間に如実に表れている。調査期間初期の2007年6月から2年間、1位獲得曲は平均4.04週ほど1位をキープした。一方、最近の2年(2015年6月~2017年5月)は平均1.72週しかない。

1ヶ月以上1位をキープした「メガヒット曲」を比べると、この傾向はさらに顕著になる。2007年6月から5年間にWONDER GIRLS「Tell me」(7週)、少女時代「Gee」(8週)など計20曲が1ヶ月以上1位をキープした。一方最近5年間では、PSY「江南スタイル」(6週)、ソユ&ジャンギコ「サム」(7週)など10曲に半減した。

ヒットの鍵はテレビ番組による話題性

今年1位を1ヶ月以上1位をキープした曲はAilee「첫눈처럼 너에게 가겠다 (I will go to you like the first snow) 」(6週)1曲だけだが、この曲は大ヒットしたtvNドラマ「トッケビ」のOSTだった。テレビ番組の影響力が大きくなったこともポップコーン型消費が持つ特徴である。

MBC「無限挑戦 歌謡祭」の曲やMnet「SHOW ME THE MONEY」のようなオーディション番組の曲が音源強者として君臨している。評論家ソ氏は「CDより音源がTV番組のイベントに敏感に反応する。音源時代に大衆音楽の成否を決める最高の基準は断然”話題性”」と診断した。

多角化するK-POPアイドル音楽

幸いなことに、このような「限りなく軽い均一性」が改善される余地も少しずつ大きくなっている。皮肉なことに工場で作り出された「アイドル音楽」は、グローバル市場で韓国大衆音楽を象徴するスタイルとして受け入れられた。このような韓流のおかげで韓国音楽産業は世界10位の8億3300万ドル(約9398億ウォン・2015年基準)にまで成長した。

このような成長に支えられ、音楽市場も変化を図り始めた。アイドル音楽という恐竜が多様なジャンルを吸収し拡大再生産されている。メロン週間チャートをジャンル別に分析しすると、2010年まではまだダンスミュージックが全期間の78.6%1位を占めた。しかし最近3年間ではダンスミュージックの割合が48%に落ち、ヒップホップ・バラードなどの非ダンスミュージックが52%に上昇した。

アイドロジー編集長の音楽評論家ミミョ氏は「芸能事務所も黒人音楽やヒップホップなどの結合を介して音楽的完成度を上げジャンルの拡張も図る”多角化戦略”を駆使している」とし「大衆の好みも少しずつ細分化している面が表れた」と説明した。

メロンとビルボードの比較

メロンチャートの分析と同様に10年間(2007年6月〜今年5月に)ビルボードシングルチャート1位獲得曲を調べたところ傾向が見えてきた。

ビルボードではグループよりもソロ歌手が絶対優位にあり長期政権の傾向は、意外にもメロンよりもはるかに強かった。ビルボードで10年間で10週以上1位をキープした歌手は21組で、メロン(9組)よりもはるかに多い。21組のうち17組がソロでアイドルグループはない。

ヒップホップデュオ(マックルモア&ライアン・ルイス)、エレクトロニックダンスミュージックのデュオ(チェーンスモーカーズ)、混成4人組(ブラック・アイド・ピーズ)が非ソロ。ジャンルでは、ダンスポップとポップ傾向ヒップホップの2種類が圧倒的多数を占める。ロックバンドで10週以上1位をキープしたのはマルーン5だけ。ソウル蚕室主競技場を満員にしたコールドプレイも2008年6月28日にたった一週間「Viva La Vida」が1位になっただけである。

メロンでは10年間1度もなかった10週以上連続1位を記録した曲がビルボードでは9曲。2007~2012年まで10週以上連続1位曲は3曲に過ぎなかったが、2013年以降6曲に増えロングランの傾向はさらに強くなった。

シンガーソングライターとソロ歌手の善戦が目立つが、目に見えるものが全てではない。芸能事務所が素質のある練習生を選び、ダンスと歌のレッスンによってスターに育てる韓国の方式とはやや違うが、ユニバーサル、ソニーなど大手企業の影響が強いという面で通じるものがある。

ユニバーサルミュージックコリアのイム・ヒャンミン理事は「アメリカの大衆音楽史には、ニュー・キッズ・オン・ザ・ブロック、バックストリートボーイズが人気を集めた1990年代を除くと、アイドルグループの時代はほとんどなかった。シンガーソングライターを好む傾向がある」と語った。

ビルボードチャートからうかがい知れるのは、スター性のあるアーティスト(artist)と曲(repertoire)をマッチさせるシステムの力だった。1位を獲得した曲の多くにマックス・マーティン、ドクタールーク、ファレル・ウィリアムス、マーク・ロンソンなどの少数のヒットプロデューサーが共同作曲・編曲者として関わっている。スター性に加え作詞・作曲能力まで備えたスターを発掘し、その能力を広報しつつ「製品化」工程ではヒットプロデューサーを活用した強力な「大衆性ゲートキーピング」が入っている。

ビルボード長期政権アーティストの中には、1枚のアルバムの中から複数の曲で1位を記録したアーティストが多数存在する。メロンの人気アーティストが特定の時点でのアルバムのタイトル曲1曲、デジタルシングル1曲だけが1位になるのとは異なる面である。ポップコラムニストのイ・ジンソプ氏は「ビルボードでは、アルバム単位での影響力が強い。アルバム制作段階から長期的な戦略を持って複数の収録曲を相次いでヒットさせる例が多い」と語った。「アルバム発売に合わせてTV・ラジオの生放送出演、コンサートツアー、ソーシャルメディアを網羅した多角的マーケティングがフル稼働する。オフラインでも大衆との接点を長く保つという特徴が見られる。

メロンとビルボードは回転速度では違があるが、セレブリティー型歌手中心の企画コンテンツに大資本の力が加わりヒットするという面では同じような姿を見せた。


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