2018年8月24日付BIZ韓国掲載のTWICE関連ニュース翻訳
3大芸能事務所の座も危うかったJYP “選択、集中、委任”で飛躍
ちょうど3年前、多数のマスコミが「JYPエンターテインメントはもう韓国3大芸能事務所の地位を守れない、その座をFNCエンターテインメントに取って代わられるだろう」と報道した。
しかし2018年8月JYPは株式時価総額1兆ウォンを突破、エンターテインメント業界不動の1位を占めるSMエンターテインメントの背後まで迫っている。
3年前に3大芸能事務所の座も危うかったJYPはどのようにして復活したのか?
業界1位のSMとJYPの戦略の違いは明確だ。SMは音楽コンテンツ以外にもドラマ・バラエティなど多様なビジネスを展開している。一方JYPはこれまで不十分だったアーティストラインナップの確保に集中した。
軍入隊を控えた2PM、解散したMiss Aの空席を埋めるために新ガールズグループTWICEをデビューさせた。その過程でMnetと共にサバイバル番組”SIXTEEN“を制作しデビュー前から認知度を高めた。
JYPの復活はシステムの勝利だ
一つのマーケティングチームが複数のアーティストを管理するシステムから、各アーティストにそれぞれマーケティングチームを置き迅速に行動した。マーケティングチームは一つのアーティストに集中できるため効率的だった。
TWICEがアルバムを発売するたびに異なるコンセプトで武装し、売上新記録を作り続けることができたのは、こんな理由があった。
システムのない状態でプロデューサーを招聘しコンテンツ制作に乗り出したYGエンターテインメントが不振にあえいでいる時、JYPはアーティストを通じた収益創出に集中した。
韓国エンターテインメント業界の伝統的な活路は日本だった。東方神起は日本で常にコンサートチケットを完売させ、YGも早くからBLACKPINKの日本進出を始動した。JYPも同様に、日本人メンバーが所属するTWICEの日本進出を計画した。また「JYPのシステムを日本に輸出し日本人ガールズグループを作る」と公演した。
ここ数年、韓国エンターテインメントの話題の中心は防弾少年団とユン・ジョンシンだった。韓国初のビルボード1位を獲得した防弾少年団と、アーティスト・プロデューサーとして多様な実験を試みるユン・ジョンシンがマスコミの注目を浴びた。

しかし経営面で真の革新を遂げたエンターテインメントはJYPが唯一である。
選択と集中、そして委任。JYPは各歌手のコンセプトに介入する代わりに専任チームに権限を委任した。リード曲(タイトル曲)もシステムを通じた競争を経て制作する。放送コンテンツに手を出さずアーティストに集中し日本に進出した。
2PMとMiss Aの曲の始めと終わりに出てくる”JYP”はもう聴けないがJYPはその時よりも好調だ。
(翻訳終わり)
ちょうど2年前 多数のK-POP信者が「TWICEの人気が出た理由はJYPが金をバラまいて事務所力でごり押ししたからだ」と発狂した。
今となっては懐かしい思い出w