YGエンターテインメント、韓国三大芸能事務所から脱落の危機

2019年6月3日付グローバルエコノミック掲載のJYPエンターテインメント関連ニュース翻訳

スキャンダルで揺らぐYG K-POP業界新4強時代 業界再編の動き

2016年6月3日 グローバルエコノミック

相次ぐスキャンダルで騒然とする芸能界、芸能人が所属する芸能事務所の勢力図にも大きな変化が起きている。

K-POP業界で長期間”三大事務所”と呼ばれたSMエンターテインメント、YGエンターテインメント、JYPエンターテインメントの明暗がはっきりと分かれた。

現在最も支持されているのがJYPエンターテインメント。

TWICE、GOT7、ITZYら人気アイドルグループを始め、新CMクイーンとして話題のシン・イェウンが所属する芸能事務所だ。

JYPの評価が高まったのには理由がある。

注目を集めるJYPの人材育成哲学

韓国芸能界では現在BIGBANGの元メンバー VI(スンリ)と東方神起の元メンバー パク・ユチョンのスキャンダルの影響で芸能人の人間性、品性が重視されている。

以前からJYPはデビュー前の練習生にも品性教育を実施していることが知られている。

スター性、潜在能力が高くても、品性やプライベートに問題があれば躊躇することなく契約を解除するというスタンスをとっている。

オーディション番組”プロデュース×101″に出演した練習生に、未成年飲酒及び喫煙、素行などの問題が発覚すると契約を解除した。

JYPエンターテインメント
JYPエンターテインメント

この品性を重視するスタンスは社員に対しても同じだという。

JYP社員は女性ホステスが接客する店での接待を禁止している。

JYPを率いるプロデューサー パク・ジニョンは「女性ホステスが接客する店での接待禁止によって会社が滅びても構わない。そういう店に足を踏み入れた瞬間、解雇される覚悟をしろ」と語ったこともある。

相次ぐスキャンダルで危機に陥ったYGエンターテインメント

一貫した品性重視のスタンスがJYPの評価を高めているが、相対的に厳しい実験台に上がったのがYGエンターテインメント。

YGは芸術性を何よりも重視する会社として知られている。

その方針はコンテンツの質を高めるのに有利に働くが、「私的な行動に注目が集まる現在ではアキレス腱になっている」という指摘もある。

YGエンターテインメント
YGエンターテインメント

BIGBANGの元メンバーVIのスキャンダルによって所属芸能人の管理に対して批判されているだけでなく、かつてG-DRAGON、TOPらが引き起こしたトラブル、事件なども話題になり、厳しい視線を浴びている。

筆者はアンチBIGBANGではない。これまで多数の優れたアーティストを輩出したYGに敬意と期待を抱いている。

しかし韓国メディアからは「三大事務所の一角だったYGの危機によって、三強時代から四強時代に突入した」という声も出ている。

SM、JYPと共に四強を形成するのはCJ ENMとBIG HITエンターテインメントだ。

影響力を拡大するCJ ENM

CJ ENMは直接マネージメント業務は行わないが資本投資方式で影響力の拡大を続けている。

JELLY FISHエンターテインメント、STONE MUSICエンターテインメント、SWINGエンターテインメントなど多数の芸能事務所、レーベルを傘下に収め音楽協会の一大勢力になった。

またCJ ENMは” MAMA (アジアンミュージックアワード)”、”KCON” などのイベントを開催している。

CJ ENM
CJ ENM

筆者も幕張メッセのKCON 2019 JAPANを観覧したが、日本の10代~20代が会場を埋めるのを見てK-POPの人気を再確認した。

何よりCJ ENMは”韓国のASAYAN”と呼ばれるオーディション番組プロデュースシリーズを放送するケーブルテレビ局Mnetを傘下に置いている。

プロデュース48で誕生したIZ*ONEアイズワンは日本でも高い人気を誇り、今後K-POP界での存在感をさらに高めるだろう。

防弾少年団と共に成長したBIG HIT

新たに四強に加わったBIG HITエンターテインメントは、現在最も人気の高いK-POPアーティスト防弾少年団(BTS)が所属する芸能事務所。

元々は中堅クラスの事務所だったが、防弾少年団の成功によって韓国を代表するエンターテインメント企業に成長した。

今年、後輩グループTXTをデビューさせるなど勢いを加速させている。

BIG HITは現在上場予定の企業として注目を集め、上場すれば時価総額が1兆ウォンを超え、SM、JYPを上回る可能性もある。

BIG HITエンターテインメント
BIG HITエンターテインメント

芸能界は栄枯盛衰が激しいが、それは芸能事務所にも当てはまる。

理由は何であれK-POP業界の勢力図がどのように変わるのかが気になる。

(翻訳終わり)

韓国で本当に炎上してるのはこっちだからw