オタク活動に熱中する韓国の20~30代

コンサート会場 K-POPニュース

2018年9月4日付韓国スポーツ経済掲載のTWICEとはあんまり関係ないニュースの翻訳

YOLO族は、なぜ”オタク活動”に熱狂するのか?

韓国スポーツ経済 2018年9月4日

ファンが芸能人を好きだからする行為、いわゆる”オタク活動”が単なる趣味だった時代は過ぎ去った。芸能人を愛する気持でノートに書いた絵は”非公式グッズ”になりファン仲間に売られ、ファン同士集まって上映会やファンコンサートを開催する風景が繰り広げられる。芸能人の記念日を祝うために寄付やボランティア活動する風景はすでに見慣れた。

芸能人の一挙手一投足が金になる世界。生業を放棄し”オタク活動”に飛び込んだファンが現れたのも、これが理由である。

30代も”オタク活動”に没頭 「金は惜しくない」

You Only Live Once (人生は一度だけ)

最近、20~30代の若い世代を中心に自分の幸福を最重要視して消費する”YOLO族”が拡散している。不確実な未来にぶつかった若者が、見えない未来に代わって、生きている現在を楽しむことに集中するライフスタイルを選び、”YOLO”という単語を社会全般で使い始めた。

“YOLO”的なライフスタイルが変えたものは、日常的な消費形態だけではない。これまで”無意味な事”、”金の浪費”扱いされるのが当たり前だったファン文化にも変化が生まれた。

“オタク活動”(※韓国語で덕질)とはマニアを意味する日本語”オタク”が韓国風の”덕후”に変形、この덕に行為を意味する接尾詞질が結合した単語。好きな芸能人のグッズを購入しコンサートを観覧するなどの行為の総称である。

最近防弾少年団のファンになったという30代の女性は、防弾少年団のコンサートを観るために年次休暇を取得した。残業が多いため金曜午後のコンサートを観るために休暇を取ったほうが安心だという。この女性はコンサート前に気の合う”オタク仲間”と集まって防弾少年団について語り合い、コンサート後は食事を兼ねて打ち上げパーティーを開いた。

「防弾少年団のいない防弾少年団コンサート打ち上げパーティーでした (笑)。 コンサートの観覧客としてこの日を記念したい気持ちから打ち上げバーティーをすることになった」と説明した。

コンサート、打ち上げパーティー、応援グッズ購入に充てた費用は数十万ウォン。しかしこの女性は費用について「全く惜しくない」と語った。「短調な人生を充実させるために使った費用だから」

またあるTWICEファンの男子大学生はジヒョの誕生日だった2月1日、友人を自宅に招待して誕生パーティーを開いた。来年大学卒業を控えるこの男性は「今までの人生で会ったことのない人の誕生パーティーをするのは初めて、誰かを好きになるということがどんな気分なのか分かって幸せ」と語った。

“YOLO族”は消費能力のある20~30代が中心を成すため、多分野で果敢な消費形態を見せる。高額の公演にも支出を惜しまず、グッズへの関心も高い。Kのような”オタク活動”は芸能人だけに止まらずアニメションのキャラクター、映画の派生商品、フィギュア、ゲームなど他分野に渡る。

映画が人気になるとポスター、バッジ、ファイル、ハガキなどのグッズを提供する”グッズパッケージ映画チケット”が発売される風景は珍しくもない。

京畿大学アニメーション映像学科クォン・ドンヒョン教授は、先日東亜TV”YOLO LIVE”で「YOLOを志向する”一人遊び族”が”キダルト”(アダルトとキッズの合成語、子供のような嗜好、感性をもつ大人) 熱風に火を点けた。今では30代から40代までもこのような消費スタイルに合流している」と明らかにした。

陳列されたレコード

自己表現のための”オタク活動”

オタク達のあいだでは”イルコ (일코)”という言葉が頻繁に使われる。イルコとは”一般人コスプレ (일반인 코스프레)の略語で、普段はオタクではなく平凡な一般人を装うという意味。普段は平凡な会社員や学生として過ごし、趣味活動や芸能人の追っかけをする時は”イルコ解除”する。

「自分が望む人生を、充実した今を生きよう」という”YOLO”がトレンドになり、他人の視線を意識せず、堂々と自分が好きなことするために”イルコ解除”する人々が増加している。

こっそりグッズを買って隠し持っていたファンは今、自らグッズを制作し販売する、好きな芸能人の公演や善行をSNSを利用して宣伝する。マーケティング担当を自称する者もいる。

結婚情報会社DUOは、昨年末に未婚男女235名を対象に”恋愛と趣味生活”についてのアンケート調査を実施した。調査の結果、回答者の78.3%が”オタク活動”の経験があり、「恋愛より”オタク活動”を優先したことがある」と回答した人は 女性40.8%、男性30.9%に達した。

この調査結果は結婚適齢期の男女が”オタク活動”を重要なものと考えている事を示した。

漫画オタクのための”DICU フェスティバル”、スーパーヒーローモノの名門マーブルオタクのための”マーブル コレクション エンター6″などの展示会やイベントがあり、ポップカルチャーのマニアが集まる”コミコン”がアメリカだけでなくソウルでも開催され、BIGBANGのホログラムコンサートが開催された上岩MBCワールドは、韓国内外のファンで混雑する。TWICEのコンサートに行けなかった人々は映画館でコンサートを楽しむ。

これは幅広く多様な”オタク文化”が生まれ続けていることを意味する

ロッテデパートは昨年より150%増加した20~30代の文化センター受講者のために退勤時間の午後5時から始まる講座数を30%以上増やした。講座にはヨガ、フィットネスなどの一般的な講座からゲームやオタク文化フェスティバルのような”オタク”のための講座まで含まれている。

ロッテデパートのパク・ヨンファン マーケティング担当常務は「文化コンテンツを消費するためにアクセスのよい文化センターを利用する20~30代が増加している。仕事と生活のバランスをとって楽しめる多様なコンテンツを提供して行く予定」と語った。

(翻訳終わり)

https://twicefan.club/seoul_yongsan/
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