「BIG HIT エンターテインメント」 防弾少年団の所属事務所

BIG HIT エンターテインメント
作曲家パン・シヒョクが2005年JYPエンターテインメントより独立して設立した芸能事務所。防弾少年団の所属事務所として知られている。

設立前

パン・シヒョクはソウル大学卒業後、作曲家への道を模索していたところパク・ジニョンに見いだされJYPエンターテインメントで作曲家・プロデューサーとして活動するようになった。(パン・シヒョクが2016年Asia Artist Awardsプロデュース賞を受賞した際、「プロデューシングの全てをパク・ジニョンから習った」と語っている。)

パン・シヒョク 防弾少年団のプロデューサー

JYPエンターテインメントでパク・ジニョン”이별탈출”、GOD”FRIDAY NIGHT” “하늘색 풍선”、 RAIN”나쁜 남자” “I Do”、パク・チユン”난 사랑에 빠졌죠”などを作曲した。

2005年、JYPエンターテインメントから独立、BIG HITエンターテインメントを設立した。

設立後

設立後、数組のグループがデビューしたが2013年デビューの防弾少年団以外で目立つ成績を残していない。

2016年、防弾少年団の人気より売上335億ウォン、営業利益110億ウォンを記録、営業利益はSM・YG・JYPのいわゆる韓国の3大芸能事務所に次ぐ成績だった。

防弾少年団の世界的人気によって2018年は売上高2,142億ウォン、営業利益641億ウォン、当期純利益502億ウォンを記録した。

資本関係

2015年5月シグナルエンターテインメントグループがBIG HITエンターテインメントの転換社債60ウォンを買取りシグナルグループの系列会社となったが、2016年5月にシグナルエンターテインメントは転換社債を株式転換せず売却、系列関係は解消した。

2016年5月LG一家の私募ファンドLGインベストメントがBIG HITエンターテインメントに100億ウォンを投資したというニュースが流れた。

2018年、ゲームメーカーのネットマーブルが2000億ウォンを出資、株式所有率25.71%でパン・シヒョクに次ぐ第2位株主となった。

2018年、CJENMと共同で芸能事務所Belift Labを設立した。CJ ENMは前出のネットマーブル株式の20%を保有する第2株主でもある。

2019年、かつて共同でガールグループGLAMをマネージメントしたSOURCE MUSICを買収した。ただしSOURCE MUSICはガールグループGFRIENDしか所属していない零細事務所で、買収の効果は少ない。

JYPエンターテインメントとの関係

パク・ジニョンがK-WILLのデビューアルバムのタイトル曲”왼쪽 가슴”を作曲。

無名だった8eightのミュージックビデオに当時少女時代を凌ぐ超人気グループだったWonder Girlsの一番人気メンバーアン・ソヒが出演した。アン・ソヒはWonder Girls脱退後、JYPエンターテインメントからBIG HITエンターテインメントに移籍(その後KEY EASTに移籍)した。

2011年~2014年までJYP所属グループ2AMのマネージメントをBIGHITが担当した。

BTS J-HOPEとITZYリュジン

防弾少年団の”LOVE YOURSELF Highlight Reel ‘起承轉結'”に、当時練習生だったITZYのリュジンが出演した。

STRAY KISのメンバーリノも練習生時代に防弾少年団の日本ツアーのバックダンサーを務めた。

STAR SHIPエンターテインメントとの関係

2008年、BIG HITエンターテインメントの理事だったソ・ヒョンジュが独立、STAR SHIPエンターテインメントを設立した。この時KWILLもBIG HITからSTAR SHIPに移籍している。

BIG HITとは直接関係ないが、JYPは設立間もないSTAR SHIPに当時JYPの練習生だったヒョリン(元SISTAR)を移籍させている。

所属芸能人

“BIG HIT 所属歌手”、”BIGHIT 所属アイドル”等の検索ワードでこのブログを訪れる人が少なくないが、BIG HIT所属の有名人は防弾少年団だけといっていい。

現在所属中の芸能人

  • 防弾少年団 (방탄소년단)
  • Homme (옴므)
  • TOMORROW BY TOGETHER

過去に所属していた芸能人

  • バナナガール (바나나걸)
  • K-WILL (케이윌)
  • 8eight (에이트)
  • イム・ジョンヒ (임정희)
  • GLAM (글램)
  • David Oh (데이비드 오)

※K-WILLはかつて韓国語ジャーナルのVOICE OF KJに出演していた歌手。

秋元康コラボ中止騒動

2018年9月12日、防弾少年団は秋元康作詞の新曲を発売する事を発表した。このコラボレーションは防弾少年団側から秋元に話を持ち掛けたという。

しかし4日後の9月16日、コラボ解消を発表した。

一般的にコラボ解消の理由は「韓国の防弾少年団ファンが反対したため」という事になっている。

しかし、韓国の人気オーディション番組”プロデュース101″に日本のAKB48が参加する「プロデュース48」の制作発表があった2018年末から、韓国内で秋元康の性商品化、右翼性向が批判を浴び続けていた。

BIG HITがこれを知らないはずがなく、韓国の防弾少年団ファンの反発も想定内だったはずである。

だからコラボ解消の理由は韓国の防弾少年団ファンの反発だけではない。

BIG HITが秋元康のとコラボを一方的に中止した理由は日本の防弾少年団ファンの反発だろう。

防弾少年団と秋元康のコラボ曲は日本国内のみの発売であり、買うのは韓国のファンではなく日本の防弾少年団ファンである。

その日本のファンの反対がBIG HITの予想を遥かに超えていた。

日本のファンの反対の理由は「防弾少年団のコンセプトに秋元康は合わない」というものらしい。

後日の事だがアメリカで売るためにBOY WITH LUVのような、今までの”防弾少年団のコンセプト”とは違う曲を発売した。

それと同じように、日本で売るために日本の大物プロデューサー秋元康と組もうとした。

ところが日本のファンが反対した、つまり秋元康と組むと日本で売れないからコラボを中止した。

この騒動以前の話だが、”防弾少年団のコンセプトに合わない”秋元康がIZ*ONEのデビューアルバムで作詞した曲は、「日本語曲は不可」という理由で韓国の放送局から放送禁止指定を受けた。

それにもかかわらず、プロデュース48でIZ*ONEのメンバーに選ばれた宮脇咲良、矢吹奈子、本田仁美の3人の日本での活動を休止し韓国での活動に専念させると発表した。

防弾少年団原爆Tシャツ騒動

2018年、防弾少年団のメンバージミンが原爆投下を揶揄するようなTシャツを着用していたことが発覚した。

日本の嫌韓派を中心に防弾少年団に対する批判が高まるとテレビ朝日はミュージックステーションの出演中止を決定した。

この決定に対し日本の反日左翼が防弾少年団を擁護し、嫌韓派と激しい論争を繰り広げ騒動が拡大、これにより今まで防弾少年団を知らなかった人々に原爆Tシャツ以外の「ナチス服」や「秋元康とのコラボ中止事件」まで知れ渡ることになった。

さらに韓国の防弾少年団ファンが、秋元康コラボ中止事件も含め自己の正当性を主張するために、かつての日本の悪事をSNSなどで吹聴している事を海外居住日本人を中心に少なくない日本人が知り、「防弾少年団=文化に政治を持ち込むグループ」というイメージを植え付けた。

防弾少年団が日本で何十万人動員しようが、100万枚CDを売ろうが、それは彼らだけのリーグに過ぎない。

Published on 8月 30, 2017

About トゥワイスブログ

韓国語能力試験6級合格、元韓国在住。

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