2019年1月7日付OH MY NEWS掲載の第33回ゴールデンディスクアワード関連ニュース翻訳。
音響事故に不正投票 ゴールデンディスクアワードも批判一色
2019年1月7日 OH MY NEWS
今年で33回目を迎えたゴールデンディスクアワードは現在も続いている韓国の音楽賞の中で最も長い歴史を誇る。1月5日6日の二日間ソウル高尺ドームで開催された第33回ゴールデンディスクアワードはCD部門と音楽配信部門に分け2018年を輝かせた音楽界のスターを表彰する場。
1月6日、歌手ソン・シギョンと女優カン・ソラが司会を務めたCD部門授賞式は予想通り防弾少年団の独壇場だった。
単一アルバムを200万枚を売り上げるという驚異的な記録を樹立した防弾少年団は大賞、本賞など合わせて4つのトロフィーを抱いた。
リーダーのRMは「新人賞を受賞してから4年かかりました。この賞は一時的に借りて行くものと思います。
防弾少年団というグループ名を初めて聞いた人々は衝撃と恐怖を感じたと思います。2010年に決まったグループ名ですが、デビュー直前まで隠していました。
今は防弾少年団というグループ名が誇らしいです。僕たちによく似合っていると思います」
とグループ名のエピソードを交え受賞の感想を語った。
1月5日、イ・スンギと女優のパク・ミニョンが司会を務めた音楽配信部門授賞式では、世代を超え大勢の人々から愛された”LOVE SCENARIO”を歌ったiKONが大賞受賞の喜びを満喫した。
「鳥肌が立って震えている」(BI)、「感謝の気持ちを忘れず成長したい」(ク・ジュニ)、「両親と社長に感謝します」(BOBBY)と受賞の感想を語った。
音響事故続発、最善を尽くしたのか?
今年のゴールデンディスクアワードをTVで観た視聴者の多数が指摘したのは繰り返される音響事故だった。
初日は受賞の感想を語るシーンで映像と音がずれる、曲の中でマイクが全く作動せず歌声が聞こえないなどの事態が発生した。
二日目はステージ裏で待機する歌手の雑談、せき込む声が放送された。
また、会場の客席の声を排除し生放送したため、盛り上がりに欠けた点も残念だった。
2日間の授賞式、規模は大きくなったが内容はいまひとつ
2012年からコール電ディスクアワードは2日に分けて開催するイベントに変身した。一時はMentのMAMAと同様に海外で開催するなど、規模の拡大が続いている。
しかし中国など海外で開催してもゴールデンディスクアワードの独自色を出せず、1日で済む事を2日に分けてやっているという批判を避けられなかった。
不正投票疑惑
今回は人気賞投票を取り巻く不正疑惑が持ち上がりゴールデンディスクアワードの権威を傷つけた。
協賛企業LG U PLUSは1月6日、ホームページで「投票結果に影響はなかった」と釈明したが、不正投票への対処が遅いという批判が続いた。
2000年代中盤まで、ゴールデンディスクアワード大賞は文化観光部長官賞も合わせて授与したため、他の音楽賞よりも権威があった。
しかし主催者が韓国日報からJTBCと日刊スポーツに代わり政府の後援もなくなったため、権威も昔話になってしまった。
「韓国の音楽賞はどれも同じ」という自嘲的な音楽ファンの指摘にも、相変わらず千篇一律的な音楽賞があふれている。33回の歴史を誇るゴールデンディスクアワードだけでも変わるべきではないのか。
(翻訳終わり)
補足
元記事のLG UPLUSの釈明文画像を大雑把に翻訳すると
不正投票はゴールデンディスクアワード人気投票ホームページのソースが流出し不正利用されたために発生したが、新たな不正行為を誘発するために詳細は説明できない。
不正行為は把握していたが、その対応のために絶対多数の正当な投票を中断することが出来なかった。
グループAに168票、グループBに184,332票が不正投票されたが、順位に影響はない。
この釈明文の”絶対多数の正当な”を”有料”に変えれば事態を把握しやすい。
基本的にアイドル系の投票は違法、規約違反ではないグレーなものも含め「よい子の皆さんは決して真似しないでね!」系の行為が行われる事が当たり前なので、韓国をネタに日本を叩く行為は控えた方がいいだろう。
まあ無理だと思うけどw













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