2018年 K-POPガールズグループ界で活躍した元JYP練習生たち

2019年1月13日

2018年12月20日付日曜新聞掲載のTWICE関連ニュース翻訳

2018年K-POPガールズグループ界 TWICE,BLACKPINK,RED VELVETの牙城、MOMOLAND人気上昇

2018年12月20日 日曜新聞

2018年、この一年間ガールグループはSM,YG,JYPの大手事務所間の上位争いを除けば、緩やかな曲線を描いた。彗星のように新人が登場することもなく人気グループの新曲発売が重なる事もなかった。プロデュース48で誕生したI.O.Iの解散後、メンバーが各所属事務所に戻り活動を開始したが期待したほどの結果を残せなかった。一方今年序盤のMOMOLANDの躍進と、来年の活躍が期待されるIZ*ONEの勢いが目立った。

SM,YG,JYP大手事務所所属グループの地位は揺るがず

防弾少年団とWANNA ONEのように中小事務所所属グループが新王者として君臨するボーイズグループとは異なり、ガールズグループはSMエンターテインメント所属のRED VELVET、JYPエンターテインメント所属のTWICE、YGエンターテインメント所属のBLACKPINKなど
大手事務所所属グループがトップに君臨し続けた。

Red Velvet
SMエンターテインメント所属 RED VELVET

今年一年間のトップ3ガールズグループを振り返るとそれぞれ最高記録を更新した。1月発売のRED VELVETのリパッケージアルバム”THE PERFECT VELVET”は海外音楽評論家が選ぶ”2018ベストK-POPソング”1位を獲得した。

TWICE  Merry and Happy ティザー画像
JYPエンターテインメント所属 TWICE

JYPのTWICEは2017年日本デビューを足掛かりに大成長を遂げた。特に今年一年間はガールズグループに限れは”JYPの年”と言ってもいいほどだった。TTダンスで日本に再び韓流シンドロームを巻き起こしたTWICEは防弾少年団と共に”2018年を輝かせた歌手”に選ばれる栄誉を抱いた。

BLACKPINK
YGエンターテインメント所属 BLACKPINK

SM,JYPとは異なり今年一年間不振だったYGはBLACKPINKの大躍進を足掛かりに巻き返しを狙う。今年6月発売の”DDU-DU DDU-DU”が昼ボード100と200にランクインするなどK-POPガールズグループ最高記録を更新したBLACKPINKは日本及び東南アジアなど海外市場中心に勢力を拡げている。

I.O.I系グループは不振

今年序盤、3大事務所所属のトップガールズグループ以外で注目を集めたのはI.O.I元メンバーが所属するガールズグループだった。2017年1月のI.O.I解散後、I.O.I元メンバーが所属するグループが次々とデビューし本格的な活動を開始した。特にPLEDISエンターテインメント所属のPRISTINとFANTAGIO所属のWEKIMEKIの活動に期待が集まった。

しかし結果は思わしくなかった。WEKIMEKIは今年一年間にデジタルシングルと2枚のアルバムを発売するなど新人グループにしては活発に活動を展開した。しかし音楽配信チャートで低迷を続けCD売上も激減、ファンの離脱が止まらない状況という。

PRISTINはさらに深刻だ。今年はメンバー全員での活動がない。昨年8月のセカンドミニアルバム”SCHXXL OUT”発売以降、新人グループにとっては致命的ともいえる空白期間が続いている。今年5月メンバー5名によるユニットグループPRISTIN Vの活動を開始したが、それさえも約2か月で活動を終了した。PRISTINについて所属事務所は口を閉ざしたままで、このまま活動を終える可能性もある。

このようにI.O.I元メンバーの所属グループが低迷する中、ソロ歌手としてデビューした元メンバーの躍進が目立った。I.O.I時代からのファンに加え一般層からも支持を受けたチョンハは、今年7月発売の”LOVE U”は韓国最大の音楽配信チャートMELONで6位を記録、その後も上位圏を維持するなど順調に活動を続けている。

CHUNG HA – Love U MV
チョンハは元JYP練習生。プロデュース101 シーズン1視聴者投票4位でI.O.Iメンバーに選ばれた。I.O.Iメンバーの中で解散後も順調に活動を続けているのはチョンハと、SIXTEEN出演者のチョン・ソミの2人だけといっていい。

I.O.Iのメンバーには漏れたがプロデュース101の元出演者テハが所属するMOMOLANDにとってはドラマチックな一年だった。CM、バラエティ番組などで注目を集めたジュイの活躍のおかげだった。

“MOMOLANDを探して 第7回”にTWICEモモが訪れた
TWICEがSIXTEENでメンバーを選抜したように、MOMOLANDもオーディション番組”MOMOLANDを探して”でメンバーを選抜した。”MOMOLANDを探して”の出演者の一人デイジーが元JYP練習生で、それが縁でTWICEモモが”MOMOLANDを探して”に出演する事になった。デイジーは最終的にMOMOLANDのメンバーに選ばれなかったが、デビュー後に追加加入したという、TWICEモモに近い経歴を持っている。

今年1月サートミニアルバム”GREAT!”、リード曲”BBoom BBoom”を発売したMOMOLANDはCD売上ランキング、音楽番組ランキングで次々と1位を獲得した。2016年のデビューから一度もチャートインしたことのない不人気グループが、今年大変身を遂げた。

2019年はIZ*ONEの年

一方、デビューが遅れたために目立つ成績は残せなかったが、来年の活躍に誰もが期待するガールグループが存在する。Mnetのサバイバルオーディション番組プロデュース48で誕生したIZ*ONEである。日本のアイドルグループで活動中のメンバーが所属するため、様々な論議を呼んだこともあったが、デビュー直後から海外市場が保証されているため他のガールズグループより活動範囲が広く、日韓両国から期待を集めているのも事実。

TWICEとアイズワン
TWICEとIZ*ONE
IZ*ONEのメンバー イ・チェヨンはSIXTEENに出演後、JYPを離れプロデュース48に出演、視聴者投票12位でIZ*ONEに決まった。

あるエンターテインメント業界関係者は「ボーイズグループは防弾少年団やWANNA ONEのような業界全体を揺り動かすグループが出現し地殻変動を引き起こしだが、ガールズグループは一発屋的なグループは出現したもののトップは相変わらず3大事務所所属のガールズグループが占めている。プロデュース48によってデビュー前から人気が保証されたIZ*ONEに地殻変動の期待が集まっている」と語った。

(翻訳終わり)

JYP練習生が活躍する理由

この記事の中で今年活躍したガールグループ (ソロ含む)に挙げられたのは

  • TWICE
  • BLACKPINK
  • RED VELVET
  • MOMOLAND
  • IZ*ONE
  • チョンハ

の6組、大手事務所所属で他事務所の練習生経験がある可能性が低いBLACKPINKとRED VELVETを除くと、4組中4組、つまり全てにJYPが育てた人材がいることになる。

なぜJYP練習生がK-POP界で活躍できるのか

“真実 誠実 謙遜”を求めるJYP

韓国の3大芸能事務所と呼ばれるSM,YG,JYP。この中でSMは契約トラブル、YGは薬物使用で度々世間を騒がせるが、JYPはそういった問題を起こす事は少ない。

SIXTEENでパク・ジニョンは「JYPは歌手をデビューさせる時、いい歌手である前にいい人間であって欲しいと願っている」「JYPは”真実・誠実・謙遜”の3つを備えた人材を探しているから、なかなか見つからない」と語ったが、これはつまり「JYPが”真実・誠実・謙遜”の3つを備えた人材を探して見つかったのがJYP練習生で、その中からさらに選ばれた人間がデビューする」という事を意味する。

そのため、JYPからデビューしたTWICEはもちろん、元JYP練習生も性格がいいというイメージがある、少なくともTWICEアンチ以外の普通の人には。

イ・チェヨンがプロデュース48で証明したJYPの人間性重視

SIXTEENでのTWICEメンバー落選から3年後、イ・チェヨンはプロデュース48に出演した。彼女はかつて出演したオーディション番組でパク・ジニョンから「韓国の未来」「他にも兄弟がいるなら、全員JYPに連れて来い」と大絶賛されるほど高いダンス能力の持ち主で、プロデュース48でも毒舌鬼トレーナーのペ・ユンジョン先生からも当然のように大絶賛を受けた。

2018MAMA in JAPAN IZ*ONE宮脇咲良とイ・チェヨンのダンス (1:25~)

プロデュース48でイ・チェヨンは決して奢ることなく、素人レベルのAKBメンバーに対し日本語を交えつつダンスを教え、その結果が2018MAMAでの宮脇咲良とのダンスにつながった。

プロデュース48でのエピソードは大幅に省略したけどAmeba TVで無料視聴できるので、ぜひ確認して欲しい。